2024年11月03日
【和菓子】10月25日『新・落語と和菓子の会』林家笑丸 思い出
10月25日『新・落語と和菓子の会』職人さんやお客様と私。
〇【「林家笑丸の落語と芸」以外に「落語の演目をイメージした和菓子」を制作してプレゼント】という落語と和菓子のコラボレーションの会♪
〇「私が手がける演目の中で、和菓子を作る事ができそうな演目はウーン」といろいろ考えまして、3〜4席の演目を提出♪
〇「ほんまにそんなお菓子を作る事ができるんかなあ」と思いきや、さすがプロの和菓子職人さんでいらっしゃいまして、見事に落語をイメージした和菓子が完成していましてビックリ!
〇「落語中に、実際に食べてみましょう!」という事になりまして、落語中に和菓子を食べる演出にチャレンジ♪
「大丈夫かな?」と思いましたが、結局食べる事にしました、自分から言い出した事なので(自分から言い出したんかいな)(^o^)。
〇実際に、落語の中で本当に和菓子を食べる場面では「口にモノが入っていたら喋る事ができない」という事に、初めて気づきました(食べる前に気づくやろ)(^o^)。
〇初めての経験でしたが、「お茶があればなんとかなる」という答えが出ました(飲み込むんかいな)(^o^)。
〇舞台中は慌てて食べましたが、後からゆっくり和菓子を頂きましたら、味のおいしさにビックリ♪
〇『テーマに沿ったお菓子でありながらも味をおいしくする』という事を、気づかれないように工夫しておられる、和菓子職人さんの職人技に感動♪
〇ちなみに私も「当日に初めて見たお菓子の説明に落語の中身を合わせるため、気づかれないように工夫して、新たな部分を追加」という落語家の職人技を披露♪
〇気づかれないように新たな部分を追加した落語を披露したらえらいもので、お客さんは、誰も私の工夫に気づいていませんでした(そらそうなるやろ)(^o^)。
〇「せっかくの工夫がもったいない!」と思いまして、舞台後に「今回の落語のどの部分を追加したり、どのように工夫しているのか?」を慌てて自分からお客様にお伝えしました(和菓子職人さんとえらい違いやなあ)(^o^)。
〇落語好きの職人さんから「笑丸さんのやり方は、従来よりも楽しめますね」とおほめの言葉を頂いたので、「なんとかいろいろ頑張って良かった」とホッとしました♪
〇和菓子職人さんに『落語の演目をイメージした特製和菓子』についてインタビューもさせて頂いて、大変貴重な時間でした♪
〇「落語と〇〇」などのコラボレーションをいくつかさせて頂いた事がありますが、落語と和菓子はとても合いますので、日本の文化を楽しむ企画としてもとても良いコラボレーションと思いました♪
〇終演後は、和菓子職人さん達と様々なお話しをさせて頂きまして、楽しい時間をすごさせて頂きました♪
〇幸せな思い出に感謝です♪
林家笑丸「落語」なにかを食べるシグサ1
林家笑丸「落語」なにかを食べるシグサ2(ほんまに餅を食べてるやないか)(^o^)。
林家笑丸「落語」なにかを食べるシグサ3(完全に和菓子をかじっとるやないか)(^o^)。
今回は「落語中に、本当に和菓子を食べたらどうなるか」にチャレンジ♪
落語菓子「一福餅」(落語 羽団扇より)
作者 薫々堂 林喜久(落語「ちりとてちん」をイメージしたどら焼き/「林家染丸一門の紋付に使われている『ぬの字うさぎ』どら焼き」)
落語菓子「ほうじの茶」(落語 ほうじの茶より)
作者 富久屋 前田道男
落語菓子「大福帳」(落語 掛取りより)
作者 好月堂 岩田誠
落語菓子「羽団扇かえで」(落語 羽団扇より)
作者 菓心庵絹屋 西田浩明
林家笑丸「似顔絵紙切り」
右上「一福餅」※寿老人の寿が描かれた餅。味もおいしく、見た目もきれいで、めでたいお餅♪
右下「ほうじの茶」※ほうじ茶の特製の餡を初めて食べましたが、今まで食べた事がない味で美味しくて驚きました♪
左上「大福帳」帳という文字が入っております♪味もおいしく、文字をうまい事書かれるなあと驚きました♪
左下「羽団扇かえで」※羽団扇楓という実際にある楓の形をしたお菓子♪味もおいしく、どうやって細かい形を作る事ができるのかビックリ♪
和菓子の種類と説明
10月25日は新・落語と和菓子の会♪
『笑丸の羽団扇(七福神の宴会)』
「後ろ紙切り」
〇演目の解説。
〇落語中に、お菓子を本当に食べる演出♪
〇「後ろ紙切り」の説明。
バスの中で披露。
皆生温泉湯けむり大使。
大変な事になる。
『掛け取り・改』
師匠の林家染丸から教えて頂いた演目。
新たな芸とオチを笑丸が追加。
お菓子を入れる演出。
【狂歌】「都々逸」「狂歌」
【喧嘩】「魚屋/元帳」
【いろんな芸】「笑い話」
【笑丸作の新たなオチ】
演目解説。
あらすじ。
中身。
変えても良いところと変えてはいけないところ。
伝統と娯楽、文化を残す部分と誰もが楽しめるエンターテイメントのバランス
挑戦と失敗は創意工夫の成功のもと。
『ほうじの茶』
「ウクレレ落語」
10月25日(金)
18時30分開場 19時開演
『新・落語と和菓子の会』
【出演】林家笑丸(はやしやえみまる)
〇「和菓子に合う落語3席」
「笑丸の羽団扇(七福神の宴会)」「後ろ紙切り」
「掛け取り・改」
「ほうじの茶」「ウクレレ落語」
〇「落語の演目の説明」
〇「落語の中で和菓子トーク」
〇「和菓子職人さんにインタビュー」など
【料金】2000円(予約を含む先着 30 名様、和菓子のお土産付き)
【会場】大阪府生菓子会館2階(大阪市阿倍野区西田辺1-20-12)
大阪府生菓子協同組合
TEL:06-6693-3121
【林家笑丸(はやしやえみまる)】
1998年林家染丸に入門。
落語界屈指の多芸な落語家。
NHK連続テレビ小説『わろてんか』「芸の指導」「落語家役で出演」
テレビ朝日『その男、副署長』「紙切り指導」
【芸事】明るく陽気な「落語180席」、楽器を使った「ウクレレ落語」、紙を見ずに切る「後ろ紙切り」、後ろ向きで踊る「後ろ面」など、多彩な芸の持ち主。歌と笑いの芸「ものまね歌謡」も得意とする。
【受賞】『落語家No.1決定戦・初代チャンピオン』『NHK新人演芸大賞ファイナリスト』『なにわ芸術祭・新人奨励賞』など受賞
■テレビ「わろてんか」(NHK総合)「笑っていいとも」(フジテレビ)「平成紅梅亭 東西特選落語会」(読売テレビ)など
■舞台 新歌舞伎座「上方落語名人撰」天満天神繁昌亭/アメリカ公演/中国公演 など
■テレビドラマ演芸指導
テレビ朝日系列全国ネット『その男、副署長』「紙切り指導」
NHK連続テレビ小説『わろてんか』「藤井隆氏に後ろ面の指導」
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