【雑誌掲載 林家笑丸】
“浄土真宗の教えをわかりやすい言葉で語る月刊誌”『御堂さん』2024年11月号に掲載♪
○芸人の笑い飯哲夫さん、落語家の林家笑丸がインタビューを受けまして、全国版の雑誌にエッセーを掲載♪
笑い飯哲夫(芸人)/
林家笑丸(落語家)
※歴史ある素晴らしい雑誌に取材をして頂いて大変光栄です♪
【雑誌取材】9月22日北御堂
『御堂さん』林家笑丸
2019年の文章
後ろ面
NHK朝ドラで後ろ面の踊りの指導
鈴木京香さんや鈴木保奈美さん
講演の講師として沖縄で「後ろ面」
「後ろ紙切りと刑事ドラマ」
師匠のおかげ「かっぽれ」の踊り
「あやつり人形・改の踊り」「ムーンウォークの改良版」
2024年のネタ素材
【釜の飯】
師匠・染丸と初めての出会いとうなぎとビール。「こんなにも優しい人がいるとは!」
冷蔵庫のココア
山椒のはっぱ
うなぎのちらし寿司/そばが好き/カレーの肉/おせち料理/餅つき/
食後の紅茶の習慣
【仕事】
九州の食後のお菓子
師匠とかっぽれの踊り〜刀と傘〜
演芸の貴重なビデオ事件
【笑丸の食事】
ファミレスネタ作り
ひとり鍋
グリーンカレー
そばめし作り
【師匠】
師匠・染丸が私の両親へ「笑丸は、自分で笑いを作る事ができるので、将来が楽しみです」と手紙を出した理由
【様々な師匠と食事】
私の顔写真とコメントが載っていた抹茶のパン「めっちゃうまいから食べてみ」
『西川きよし師匠と笑丸漫談紙切り』
ざこば師匠と囲碁
文枝師匠とハワイアン
八方師匠と応挙の幽霊
文珍師匠とミックスジュース
小文枝師匠と魚のお寿司
【NHK朝ドラ】
撮影の合間に出演者のみなさんと食事
東京で枝元さんと前野さんと食事
【掲載】
師匠は私を林家笑丸にして下さった大恩人でして、落語と芸の基本を厳しく指導して下さいましたが、厳しいだけでなく人間味あふれる楽しい一面もございました。
【染丸と笑丸と九州の出来事】
師匠は物知りですが「知らない」とは言いたくない人です。
九州の仕事で、弁当が出たのですが、中に四角い黒い塊が入っていたので「師匠、この四角い黒いのはなんでしょう?」と聞きますと師匠が「え?…よ、ようかんやなあ」「ようかん?」「九州では、食後にようかんを食べる。覚えておくように」「知りませんでした!」。そして私がこの四角い黒い塊を口に入れますと、なんとこれはようかんではなく、コーヒーゼリーでした(笑)。
ところが何も言えないんです、弟子の立場は。「気まずい!どうしよう!?」と思っていたら師匠が、この四角い黒い塊を箸でつまんで口に入れて、ゆっくりと噛みながら「このようかん、コーヒーゼリーの味がするなあ」(わけがわかりません)(笑)。
【染丸と笑丸とお雑煮】ある正月、師匠が私に「お雑煮のだしの取り方を見ておきなさい」と言って、鍋に水をはってカツオ節を煮たのですが、なにをどう勘違いされたのか、鍋のだしを…お湯と間違えてザァーッと捨てたんです(笑)。「えーっ!?(間違えてだしを捨ててしまった!)」
すると師匠の動きがピタッと止まって「オイ!」「はい!」「この事は…誰にも言うたらアカン」(笑)。そこへ奥さんが来て「どないしたん?」「間違えて捨ててしもたんや、笑丸が」(私が捨てたんですか!?)(笑)。どうやら、師匠にだしに使われたようです(笑)。
【染丸と笑丸と2人の踊り】師匠は落語以外にも踊りの名手で、私は『刀と傘のかっぽれの踊り』を師匠の相方として何度も2人で踊らせて頂いたので、大変光栄でした。ただ私も初めは、踊りを間違えたりしたので、
「師匠、申し訳ございませんでした」と言いますと、師匠が
「踊りはな、音に合わせるんや」「ありがとうございます!」
ところが師匠も人間ですから、師匠が踊りを間違う事もあるんです(笑)。
ただ、私は弟子ですから
「師匠、申し訳ございませんでした」と言いますと、師匠が
「踊りはな、俺に合わせるんや」(音に合わせる話がどっかいってしもた)(笑)。

