2007年05月29日
2007年5月20日(日)西村和彦さんと再会 『その男、副署長』林家笑丸 紙切り指導
“驚異の二枚目役者”西村和彦さん登場『その男、副署長』林家笑丸紙切り指導の巻の続報です。
5月20日(日)は“笑福亭仁鶴師匠のお弟子さんの大先輩”仁矯師匠と共に岐阜県多治見の保寿院で落語をして京都にとんぼ帰りというハードスケジュール。
岐阜から京都に向かう電車内で撮影で使う作品を切る。
新幹線内でハサミを取出し紙切りを始めると、隣の席のおばちゃんが「兄ちゃん、紙切りするんか?」「はい」「ま、それはどうでもええねんけどな(ほな聞くなよ)、弁当のおしぼりの袋開けへんからハサミ貸して」「ええーっ!?」。
その後京都に無事到着。撮影は京都の予備校内。現場にはカメラマンやスタッフの方がたくさんおられました。壁には僕が落語家仕事の合間をぬって作成した切り絵が飾られてあった。自分で思っていたより良い出来である。やっぱり違うなあ、額ぶちに入れてもらうと(額ぶちのおかげかいな)(笑)。
そしてふと凄まじいオーラを感じた!なんと!主演の船越英一郎さんが現場にいらっしゃった!緊張しつつも挨拶をさせて頂いた。
「初めまして!落語家の林家笑丸です!着物着たらこうなります」と僕の着物姿の写真を見て頂くと「おお!違いますね!」…この“違いますね”は“写真はいい男ですが…実物はなんか違いますね”かもしれません(笑)。
ただ着物姿の写真の方がいい男に写っているのは間違いないです(泣)。
船越さんにお言葉をかけて頂けるだけで光栄でした。すごく気さくで優しい雰囲気の方でした。
その後、校内の教室に案内されると強烈な男前オーラを感じた。「あれ?こんなとこに鏡があるわ」と思ったが違った。なんと目の前に西村和彦さんがいらっしゃったのである!(どう考えても鏡があったと思われへん顔の差があるやろ)(笑)。
太秦撮影所以来の感動の再会である!
しかし僕は作品制作が残っているので慌てて紙を切り始める。
すると西村さんが撮影の待ち時間にいろんな話をして下さいました。
子供の頃に見た特撮ヒーロードラマの話、俳優という仕事の話、紙切りもウクレレもバック転もできる落語家になりたかった話(そんな話してへんやろ)(笑)。
紙切りの課題は東映の六車さんの助けを借りて、なんとか切り終えました。
そしてとうとう林家笑丸の撮影がやってきた!カメラ慣れしていない芸人の本領発揮である(そんなもん発揮すな)(笑)。
ドラマのどこのシーンに映るかは言えませんが撮影はアッという間に終わった。だいたいドラマは多めに撮影して後で短くするものである。僕の“アッという間”が短くなったらどう映るのであろうか?(ほな映らへんがな)(笑)。
その後西村さんの撮影も無事終わりました。撮影現場は大変勉強になりました。スタッフのみなさんの臨機応変さにも驚きましたが、西村さんのプロの役者としての集中力、エキストラの皆さんに対するサービス精神、人当たりの良さにも度肝を抜かれました!撮影後、思わず西村さんのサインをもらってしまいました。
僕と同じように毎週木曜夜8時からこのTVドラマをご覧になっている方も多いと思いますが、6月7日(木)夜8時テレビ朝日系列(関西は6チャンネル)『その男、副署長』のどこかに林家笑丸がチラッと出ます。どこのシーンに登場するかは言えませんが、“手”と“番組の最後に流れる出演者とスタッフの名前”をお楽しみに(顔出えへんのかいな)(笑)。
この記事へのトラックバック
西村さん 顔小さ〜い(*_*)隣の笑顔の笑丸さんにも癒されます。