
10月18日『林家笑丸独演会2023秋』天満天神繁昌亭にお越し下さいましてありがとうございます。
お忙しい中お越し下さいまして、大変うれしく思います♪
【写真】終演後の繁昌亭の楽屋。落語家4名と三味線の師匠1名。ちなみに、白い服を着ている男が私です(なんでやねん)(^o^)。
【お客様の喜びの声の一部】
〇落語、歌、切り絵、踊り、すごい!全て非常に良かった!他の芸人にはない独自性に秀でている。
〇噂どおりの変人で、とても面白かったです。サービス精神たっぷりで、存分に楽しめました。
〇喜楽館で操り人形を踊られたのが印象に残っており、笑丸という落語家さんに興味を抱きました。芸達者で他の落語家さんとはひと味もふた味も違う方でした。とっても楽しい時間でした。
〇紙切り(特に後ろ紙切り)が上手で感心しました。
〇七福神の演目、珍しいものを見せて頂いて良かったです。
〇三十石の舟唄も良かったです。
〇きわめて面白かったです。
〇笑丸さんの笑い方や所作一つ一つに、感銘を受けています。
〇声が響いていて良かった
〇いろいろな芸を取り入れ、楽しませて頂きありがとうございます。中でもあやつり人形の芸は見ごたえがあります。
〇大海原のような広くて深い笑丸師匠の芸を楽しませて頂きました。
〇面白くて上手。
【独演会】
独演会では特に、
笑いの多い落語や伝統芸能も楽しめる落語をより楽しめるように工夫をしていますので、またぜひぜひお越し下さいませ♪。
【落語について】落語は落語を聞いて下さるお客様、良い落語家、落語に適した会場と高座の3つの状態が合わさりましたら、日本の伝統文化が関わる芸の中でも屈指の素晴らしい芸と思われます。
ただ、100年前のままの形ですと現代に合わない事もありますので、私は古風な形を残しながら、創意工夫をして、従来の落語より楽しんで頂けるように取り組んでおります♪。
【芸事について】素晴らしい落語家の先輩が、話を聞けない学生さんやあまり理解して頂けないお客様達に静寂を与えてしまう事があるのを何度も見ましたので(泣)、「独自性のある、高難易度の芸を身につけたい!」と思ってアイデアを考え、稽古に稽古を重ねました♪。
※さらに自在に滑稽さを足すのは難易度がさらに上がるのですが、果たしてどれだけの人が気づいているのかはわかりません(^O^)。普段はやらない未完成の新たな芸もあるので、またぜひどこかで♪。
独演会では普段やらない落語や芸事をいろいろやりますので、毎回フラフラになりますが(^O^)、お越し頂けるおかげで芸道に精進する事ができます。ありがとうございます。
【〜鳴り物が入る楽しい滑稽噺〜『三十石・改』】『三十石・改』は、従来よりもアホな部分と笑いどころを増やしております♪
さらに笑丸独自の「滑稽舟唄」も追加♪
※「滑稽舟唄」や「様々な演出」を思いついた時に、「まさかこんなやり方があったとは!」と自分でもビックリしました(自分で考えた事にビックリできて幸せやなあ)(^o^)。
私の師匠の染丸は、『三十石』の舟唄を見せ場にする美声と邦楽の素養の持ち主でいらっしゃいました。
私は昔のSPレコードや速記本を研究しているうちに、「あ!」と新たに思いついたので、手がける事にしました。
主な工夫は、
@ 船宿の二階で待っている場面で、笑いどころや芸を追加。
A 船のお客さんのやり取りの場面で、笑いどころを追加。
B 従来の舟唄に加えて、独自の滑稽舟唄を追加。
〇また『三十石』に出てくる舟唄は伝統芸能としては良いのですが、
エンターテイメントがあふれている現代において、学生さんや子ども達が聞いた時に「???」となるのは良くないと思いました。
「伝統芸能ファン以外にも楽しめる舟唄はウ〜ン。アホな事を言うのが好きな船頭さんは、昔ながらの舟唄の節回しで滑稽な舟唄を唄う人もいてたやろなあ。自分がその時代の船頭ならそうしているなあ…その時代にあってもおかしくないような滑稽な舟唄を作る事ができたらなあ」と考えまして、従来の舟唄を残して工夫を加えながら、林家笑丸作の舟唄を追加。
全体的に工夫を加えてわかりやすく再構築。
【〜滅んでいた噺の復活〜『七福神の宴会』】
滅んでいた落語に様々な演出や芸を追加して復活♪
※この落語は『羽団扇』という落語の後半で、昔の速記本では『七福神』『七福神宝の入船』などと表記されております。ただ従来のやり方は「これは滅んでしまうなあ」という噺ですので、いろいろ創意工夫した結果「まさかこんなやり方があったとは!」と自分でもビックリする落語になりました(またビックリしたんかいな)(^o^)。
主な工夫は、あらすじ以外のほぼ全ての部分です(^o^)。
従来の『七福神』はほとんど笑いがないので、あちこちに笑いどころを追加しております。
ストーリーは昔の速記本を参考にしながら、工夫を加えてわかりやすく再構築。
【落語お楽しみ】落語の演目お楽しみ。お客様に楽しんで頂くために、様々な工夫を加えております♪
【寄席の踊り『あやつり人形・改』】
師匠の林家染丸から「難しいけど踊れ」と有無を言わさず強制的に指導をして頂いた思い出の踊りです(^o^)。
「従来の振付も素晴らしいけど、自分なりの振付で踊る必要があるなあ」と長年試行錯誤をし続けている踊りです。
従来とは違う曲と、新たな振付(ムーンウォークの変形版など)を加えました♪
【ものまね歌謡】歌と笑いの芸「ものまね歌謡2023秋」も新たに仕上がりまして、イントロが入る完成版が登場♪
※伝統芸能ファンの方は「なんでこの人はこんな事してるのかなあ」と思われるかもしれませんが(^o^)、実は落語に出てくる唄の研究に、大変役立っております♪ 理解しがたいとは思いますが、私もまだ理解できておりません(どないやねん)(^o^)。
【独演会】
2023年10月18日『林家笑丸独演会2023春』
天満天神繁昌亭
〇林家笑丸「前説/谷村新司漫談/キャンセル漫談」
○桂米輝「牛ほめ」
○林家笑丸「七福神の宴会」「歌う漫談後ろ紙切り」※滅んでいた噺の復活。従来のやり方を残しながら、よりわかりやすく工夫。そして「歌う漫談後ろ紙切り※笑丸作」を追加。
○桂米輝「終電ジントニック」
○スペシャル映像!『林家笑丸出演・テレビCMコーナー』
〇林家笑丸「居候講釈」「踊り〜どうぞ叶えて〜」※滅んでいた落語「居候講釈」。師匠から教えて頂いた踊り「どうぞ叶えて」を追加。その他「ものまね歌謡※笑丸作」。
中入り
○林家笑丸「三十石・改」「踊り〜あやつり人形・改」※従来のやり方を残しながら、笑丸版は笑いどころを増やして、「滑稽舟唄※笑丸作」など独自の演出を追加♪新たな振付の踊りを追加。
☆その他、林家笑丸情報は林家笑丸ブログ
http://emimarurakugo.seesaa.net/【林家笑丸ホームページ】
http://emimarurakugo.comこれからも「滑稽さ」「落語に関連する様々な芸」に力を入れて、「滑稽噺」「滅んでいる落語の復活」「芝居噺」「音曲噺」などの様々なジャンルの演目に創意工夫を加え、どなたでも楽しんで頂ける独自の落語を手がけたいと思っております。
※次回は2024年5月頃に繁昌亭夜席で開催予定でございます。ぜひぜひお越し下さいませ♪。
これからも精進致します。今後ともよろしくお願い致します♪
【次回の独演会】2024年5月頃
『林家笑丸独演会2024春』天満天神繁昌亭
林家笑丸「多種多様な落語3席」他
★林家笑丸事務局090−7962−4286 emimaru@s6.dion.ne.jp